杦のこと1おもてなし

懐石は茶の湯から生まれた日本料理です。
そして日本文化である茶の湯には、今という瞬間を大切に、お客さまと心を通わせて一座を生み出す美しき精神があります。

杦は懐石料理の伝統を受け継ぐ店のひとつとして、茶道に通じるおもてなしを大切にしています。静けさを求めるお客様には寛ぎを。語らいを楽しむお客さまには、店主や女将もその輪に。
皆様の仕草から、以心伝心のおもてなしをいたします。

杦のこと2料理と食材

大原の水に、上賀茂 田鶴さんのお野菜や塚原の筍。
丹波牛から、丹後の夏の黒鮑に冬の間人蟹までと、京都の最上級の食材をお客さまへ。
さらに岩手の月の輪熊や、気仙沼のフカヒレなども懐石に潜ませています。
一皿一皿に描かれた、日本の四季との出会いをお愉しみください。

杦のこと3空間

五条柳馬場にある当店の建物は、老舗扇子店の日本家屋を京都の宮大工に改築いただいたもの。
民家の佇まいを残した表戸からのアプローチ、数寄屋造のしつらえに北欧家具が趣を添えるカウンター席、最大6名様までご利用いただける個室まで、引き算の美しさに少しの遊びを加えた空間です。

杦のこと4

店主が修行時代から京都の骨董商に学び、買い集めてきた器たちも、杦の料理に欠かせない存在です。
少しずつ新しい仲間が増えてゆくのを、見守りいただければ幸いです。

ご挨拶

料理人として日本文化を学ぶ大切さを知り、
そこから私なりのおもてなしや料理のあり方を培うことができたのが、
和久傳さんでの修行時代です。

その想いから、私の苗字の「杉」の異字体であり、和久傳さんの「久」が入った「杦」を店名とさせていただきました。

京料理の技と伝統、海外で得た完成のおもしろきバランスで新しい挑戦を続けることが、
日本料理人としての私の為すべきことだと考えております。

これからもお客さまにご満足いただける料理、しつらえ、おもてなしをめざして精神してまいります。

杦 SEN
店主兼料理長 杉澤健

菊乃井、室町和久傳、祇園ろはんで料理長を務めたのち渡英。
ロンドンでプライベートシェフの経験を積み帰国。
2018年3月に、京都五条柳馬場にて杦 SENを開く。